調べても出てこないぶどう「天香」
あたしのチラシを置いてもらっている、JA月夜野のファミリーマート店。そこで、手書きのラベルに「天香」と書かれたぶどうに出会いました。赤紫色の大きな粒が、どっしりと届いています。
家に帰って品種を調べてみたら…出てこないんです。同じ字の「天香」は、なんとみかんの仲間。ぶどうの「天香」は、今のところここでしか会えないぶどうです。
種は…ありました
食べてみると種あり。種なしぶどうは「ジベレリン」という植物ホルモンの液に房をひたして作ります。1回目は花が満開になってから3日以内で、これで種ができなくなります。2回目はその10〜15日後で、今度は粒が大きくなります。
1回目のタイミングはとても短く、遅れると種が残ります。この房はきっと、その数日に間に合わなかったんでしょう。でもそのぶん、自然のままの一房です。
皮はちょっと固め、中はぷるぷるのジュレ
皮は少し固めですが、そのまま食べても大丈夫。かむと、中からジュレのような実がぷるんと出てきます。皮が気になる人は、実だけちゅるっといってください。
味は「クイーンニーナ」に似ている?
食べていて思い出したのが、何度も食べている赤いぶどう「クイーンニーナ」。国の研究所(農研機構)が作った品種で、糖度は22度ほど、とても甘い赤ぶどうです。天香も負けないくらい甘くて、そこにきゅっと酸っぱさが来ます。
ただ、クイーンニーナは実がパリッと固め。天香はぷるぷるのジュレなので、食べた感じは違います。親戚なのか、他人のそら似なのか。分かったら、またここでお知らせします。
とにかく香りがいい
「天香」の名前どおり、口に入れた瞬間の香りが抜群。見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。月夜野のおでかけついでに、どうぞ。
